三進精機 製品作りのこだわり

かざり

三進精機
- 製品作りのこだわり

かざり
かざり2図1

顔料のはがれかたで表面上のかすかな凹凸を見分け、凸の部分を削ってゆく。キサゲの柄の端を足のつけ根あたりに押し当て、刃先に体重をかけて削ります。

削っては顔料を塗り直し、摺り合わせ、また削る。根気のいる作業だが何回も繰り返すうち、摺り合わせる表面上に、まんべんなく顔料の色が薄く残るようになります。こうしてミクロン単位の凹凸をもった平面ができます。

キサゲの道具も刃の角度や硬さ・厚さ・柄の長さを自分の使いやすいように工夫して使っています。

かざり3

キサゲで作る摺動面を基本に内製率90%を目指し自社製部品だけで組み立て、30年以上故障しない、加工精度も維持できる機械を作ることを目指しています。